警官だらけ

2005年11月11日
今日は休みを取って、洗濯をしたりクリーニングに出したりなどをして過ごした。渡辺美里のチケット代も郵便局で振り込んだ。

来週に日米首脳会談が京都御所の迎賓館でおこなわれるということもあって、御所周辺は警官でいっぱいである。なぜかわからないが護送車もぐるぐる走り回っている。

夕方用事があって御所の北側を歩いていると、入り口に棒を持った警官が仁王立ちしていた。2時間ほどで用件を終えて戻ったら、まだ同じ警官が立っていた。この間ずっと雨が降っているというのに。ブッシュが無事に帰るまで御所周辺は大変である。
「Misato Sing and Rose Tour ’05〜’06〜歌とバラの日々〜」と題されていながら06年の日程がいっこうに発表されなかったけれど、今日になってやっとファンクラブから日程と先行予約の案内が届いた。不思議なことに、来年の日程は3月から始まる。1月と2月に予定が無いのはどうしてだろう。肝心の日程は以下の通りである。

(3月)
3日(金)東京 町田市民ホール
5日(日)茨城 結城市民文化センター
11日(土)東京 大田区民ホール
12日(日)山梨 韮崎市文化ホール
18日(土)奈良 やまと郡山市城ホール
19日(日)愛知 幸田町民会館さくらホール
21日(祝)大阪国際会議場メインホール
31日(金)福岡市民会館

(4月)
2日(日)熊本県立劇場
8日(土)東京 武蔵村山市民会館
16日(日)愛知勤労会館
22日(土)東京 中野サンプラザ
23日(日)埼玉 大宮ソニックシティ


年内の日程には入ってなかった東京、大阪などがやっと出てきた。関東近郊に重点がおかれている一方、いまFMラジオの番組を持っている熊本でも会場が入っている。大阪がフェスティバルホールでなかったのはなんだか個人的には残念である。大阪国際会議場も良い会場ではあるが、あまり観やすいとはいえないからだ。北海道にも行ってほしいな。いま調べてみたら02年の「じゃじゃ馬ならしツアー」でZepp Sapporoに行ったきりである。

大阪以外で行けそうなところは奈良くらいか。すでにチケットの先行予約はしているので明日には入金しよう。

しかし、このツアーが終わったらもう夏も目の前だな。西武が終わった後の夏は何かあるのだろうか。
パソコンおよびインターネットの普及により、家の中でも商売や買物などいろいろなことができる時代になって久しい。パソコンやネットワークについての知識や技術のある人はどんどんと色々なことをしている。

私の知り合いのBONNIE PINKファンは元来のラジオ好きが高じて、自分の部屋でラジオ放送をしていた。もちろん、パソコンを通じてである。それは「インターネット・ラジオ」と呼ばれている。かつて「リアル・プレイヤー」のソフトを通じて2回ほど彼のDJぶりを聴いたことがある。素人がしゃべるときに出る「あー」とか「えー」とかいって詰まることもなくスムーズな話し振りに驚き感心したことをいまでも覚えている。爆笑問題や伊集院光を敬愛する彼のなせる技なのだろう。

その彼も就職などの都合でラジオどころかサイトの更新も滞っていた最近であるが、そろそろラジオも再開するという。早く聴ける日を楽しみに待っている。
ジョイ・ディヴィジョンが大好きと書いているものの、ここしばらく彼らの作品は聴いていなかった。しかし、いまはなんだか聴きたくてしかたない心境である。

そこでとりあえず「BBCセッションズ」というスタジオ・ライブの模様をおさめたアルバムを引っ張り出してかけてみた。久しぶりに聴いた”Transmission””Love Will Tear Us Apart””24 hours”など、すべての曲が素晴らしい。どんどん自分の中に音がしみ込んでくるような感じである。

作品に接したことのある人ならば同意してくれるだろうが、ジョイ・ディヴィジョンの音を熱望するほど現在の自分の心境は悪い。おめでたい気分だったら彼らやスミスの音楽など求める気になるわけはないのである。

しかし気分の悪い時のための音楽が手元にあるというのは、実に幸福なことだとつくづく思う。
ここ数日は日記を書くネタに困っていたので、苦しまぎれにCDジャーナルのサイトを久しぶりに覗いた。見れば、とんでもないニュースが載っていて驚く。なんとジョイ・ディヴィジョンのライブ・アルバムがまた発売されるというのである。

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=10116

ジョイ・ディヴィジョンは自分にとって最も大事なバンドだ。オリジナル・アルバム2枚はもちろん、未発表曲集「スティル」「サブスタンス」、ベスト・アルバム、そしてライブ音源として「BBCセッションズ」など3種類、さらに4枚組ボックス・セット「ハート・アンド・ソウル」も所持している。主要なものは揃えているといってよい。

このたび発売される「Let the Movie Begin」は中心人物のイアン・カーティス没後25周年記念として、ベルギーのジョイ・ディヴィジョン研究家の持っていた発掘音源やスタジオのアウト・テイクなど貴重な音源が目白押しである。インタビューなども入っているので、できれば日本盤を買いたいけれど発売は未定のようだ。とりあえず11月14日にイギリスでまず発売される。

それにしても、偶然に見たサイトでジョイ・ディヴィジョンの話題に出会うとは、つくづく運命を感じてしまう。
このあたりでは珍しく、朝から夜までずっと雨が降っていた。部屋にずっと閉じこもっていたので、昼はFM大阪で「山下達郎のサンデーソングブック」を、夜はFM802で「au SUPER J-HITS RADIO」を聴いた。

「au SUPER J-HITS RADIO」には渡辺美里がゲストに出て、西武ライブの話などをしていた。もちろん新作アルバム「Sing and Roses」のことも話題にのぼり、アルバムから”Kiss from a rose””夢のあいだ”がかかった。どちらもDVD試写会の時に聴いた曲なのでアルバムの全体像はまだ見えてこない。しかし、個人的には”夢のあいだ”が入っていたらもういいかな、という心境になりつつある。発売日が待ちどおしくなってきた。

何必館

2005年11月5日
土日と休みなので、自転車で京都市美術館とか近代美術館とか展覧会をグルッと回った。ほとんど印象に残ったものはないけれど、初めて行った「何必館」(かひつかん)の建物が面白い構造だったので、それについて今日は書きたい。

http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

「何必館・京都現代美術館」は四条通のずっと東に進んだところにある。もう目の前には八坂神社が見えるほどの場所で、人の通りも多くて自転車を止める場所に困るところである。

そんな一等地に建っている何必館なので広い建物ではない。展示場は地下1階から地上5階までというイビツな構造である。

さて、この会場をどう見るかである。1階に入ったところがすでに展示場である。1階からは階段は使えず、エレベ−ターで昇らなければならない。とりあえず2階に上がると、そこから4階までは階段で昇ることができる。しかしなぜか5階には進めない。仕方なくいったん2階まで階段で戻り、そこからエレベーターで5階に上がらなければならないのである。(勘違いでなければ)

5階に上がってから、地下にも展示室があったことを思い出す。そしてエレベーターで地下1階に下がって、そこを観てからまた1階に上がって建物を出た。

なんだか秋葉原や大阪の日本橋のヲタが集まるショップなどを連想させる建物である。
今月の23日に新作アルバム「Sing and Roses」が発売される渡辺美里だが、Sony Musicからのメールでアルバム収録曲の”MUSIC FLOWER”の「着うた」の先行配信されるということを知る。

しかし、まだ聴いてもいない曲をダウンロードする人間はどれほどいるだろうか。それならば、公式サイトでアルバムの曲が少しでも聴けるようにした方が宣伝的にも望ましいと思うのだが。

私はDVD試写会の時に”MUSIC FLOWER”をすでにフルで聴いているので、「着うた」をダウンロードしてメール着信音に設定した。電話の「着うた」は”恋したっていいじゃない”であるが、ほとんどマナーモードの状態になっているので活躍することはほとんどない。

奇貨とする

2005年11月3日
祝日であるが朝から京都の奥地の丹波で仕事である。早く眠ってしまったため午前3時前に目が覚めたり、7時前には現地に着いてすることもなく1時間以上フラフラしていたりと色々あったけれど、それらは些細なことにすぎない。

本日の最も印象的なだったことは、しょうもない人間に出会ったことである。人間なんて誰しもたいしたことはないという認識が自分の中にずっとあるけれど、それでも酷い人だった。仕事から帰ってもずっとそのことが頭につきまとうほどである。

ろくでもない人間に自分がならないというのは当然である。また、そんな人間に出会った時も相手のペースにはまってこちらまで品位を落としてはいけない。部屋に戻ってからもそんなことをずっと考えていた。気分の悪い1日であったけれど、今後の自分のあり方を問う良い機会でもあったと思う。
イープラスのサイトにあるオンライン・ショッピングのページで、渡辺美里V20ライブのチケットを入れる記念のフレームが販売されている。先日それが届いたので商品について書きたい。

商品そのものはけっこう立派である。大きいし、上段にはアンコールの時の彼女の写真がついている。

しかし、このフレームの設計は根本的に失敗である。なぜならば、チケットがすっぽりと入らないからである。私はファンクラブで取ったチケットなので、フレームよりずいぶん幅が広くてそのままの状態では入らない。イープラスで売っている商品だからイープラスが発行しているチケットの寸法しか合わないのだろうか。ファンクラブに入っている人もけっこうこの商品を買っているだろう。そして、私と同じ経験をしていることだろう。

それでもせっかく買ったチケット・フレームである。いろいろ考えて、チケットを少し折り曲げてむりやり中に入れてしまった。いま、そのフレームは部屋のテレビの上に飾られている。
BONNIE PINKの公式サイトに気になる話題があった。彼女が来年に公開される映画「嫌われ松子の一生」に出るというのである。映画の主演はこれが初めてである。

彼女の役柄(風俗嬢らしい)についてファンの間でいろいろな反応があったけれど、個人的には役者うんぬんよりも主題歌とか挿入歌とかいう形で起用された方が嬉しかったのだが。ともあれ、今後の彼女の活動に良い影響を与えてくれることを願う。

映画の公式サイトもすでにある。しかし、なんだか凄そうな中身である。ノンフィクションなのだろうか。私の場合、BONNIEを見たさに行く可能性が高い。

http://www.kiraware-matsuko.com/index.html
ニール・ヤング CD ワーナーミュージック・ジャパン 2005/10/26 ¥3,480

ザ・ペインター
ノー・ワンダー
フォーリング・オフ・ザ・フェイス・オブ・ジ・アース
ファー・フロム・ホーム
イッツ・ア・ドリーム
プレーリー・ウィンド
ヒア・フォー・ユー
ディス・オールド・ギター
ヒー・ワズ・ザ・キング
ホエン・ゴッド・メイド・ミー

ニール・ヤングのアルバムで初めて買ったアルバムは、おそらく「アンプラグド」(93年)だと思う。初めて聴いた時の率直な感想は、パイプオルガンで演奏された”ライク・ア・ハリケーン”以外はほとんど印象に残っていなかったと思う。それでも彼を興味を失わなかったのは、当時よく聴いていた佐野元春がニールを高く評価していたからである。そして、その次に買ったアルバムは、かの「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」(70年)である。これは佐野にとってのニ−ルのベスト・アルバムと彼の自著「ハートランドからの手紙」の中で述べられている。私も、ニ−ルのベスト・アルバムは何か?と尋ねられたら、おそらくこのアルバムを挙げるだろう。

ニール・ヤングというのは非常にわかりにくい表現者である。どうしてわかりにくいかといえば、何を考えてアルバムを作っているのか理解できないという意味である。ファンにはことさら必要ない話だが、ニール・ヤングはとてつもなく素晴らしいソング・ライターである。彼がパッとギターをつまびいただけで、もう私たちは満足してしまうほどである。しかし、そんなファンを喜ばせるようなアルバムをなかなか作ってくれないのだ。10年ほどのファンをしている自分にとっても、この間に優れたアルバムがあったかと言われたら、ちょっと困ってしまうほどである。優れたアルバムはあるが、決定打にはかけるといえば適当だろうか。それはそれでニール・ヤングらしい、といえばそれまでなのだが。

しかし今回は違う。アコースティック主体の音づくり、楽曲、コーラス、どれも素晴らしい。アルバム全体から彼の魅力が伝わってくるのである。どこに出しても恥ずかしくない傑作である。こういう作品に出会うと、ずっと彼のファンをしていて良かったとつくづく思えてくる。

また、この「プレーリー・ウィンド」は72年の大ヒット作「ハーベスト」、92年の「ハーベスト・ムーン」に連動する「3部作」という位置づけがされている。そんなこともあり今年の後半の話題作の一つになること間違いない。
The Barricades Of Heaven
These Days
The Birds Of St. Marks (never before released!)
Fountain Of Sorrow
Your Bright Baby Blues
For A Dancer
Too Many Angels
For Everyman
Lives In the Balance
Looking East
The Pretender
Take It Easy

ジャクソン・ブラウンのライブはこれまで3回観ていて、そのどれもが印象深く素晴らしいものだった。特に去年はじめて日本で敢行されたジャクソンただ一人によるアコースティックのライブは彼のミュージシャンとしての実力を伝えて余りあるものである。

今回出たライブ・アルバムは、そのソロ・アコースティックの模様を納めた作品である。昨年のライブでやられてしまった自分のようなファンは、1曲目の”The Barricades Of Heaven”を聴いただけでもう降参だ。音楽や表現の力を思い知らされる作品である。聴いていると、彼のファンのみならず一人でも多くの人に聴いてほしいと余計なことを考えてしまうほどに。

この作品は「第1集」とつけられている通り、これからもシリーズ化される予定である。来年はスタジオ録音の新作が出て、「第2集」は07年には出るらしい。その頃にはまた来日公演があるだろうか。
新京極のLOFTで体重計を買ったあと、今日もJEUGIA三条本店に入った。先日の日記でも書いたことだが、買いたいCDだったらたくさんある。フランツ・フェルディナンド、スティーヴィー・ワンダー、ポール・ウェラーなど新作が試聴器に入っている。

しかし、自分が買ってしまうのは旧作ばかりである。

レオン・ラッセル「追憶の日々 ベスト・オブ・レオン・ラッセル」(05年):来日記念で発売されたベスト・アルバム。来月大阪公演に行くのでこれくらい聴いておこうと買う。

ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター「スティル・ライフ」(76年):ピーター・ハミルの在籍していた、いわゆるプログレと分類されているバンドの6枚目のアルバム。今年、紙ジャケットで再発されたので、これを機会に買う。ちなみに、自分の生まれた年に出たアルバムである。

この2枚のCDを持ってレジに持っていこうとしたら、DVD売り場がレジの前にあった。いままでは売り場の片隅だったのが、いつのまにか移動していたのである。せっかくだから何が置いてあるのか調べていると、なんとソフト・セル(Soft Cell)のライブDVDが置いてあったのである。思わず買ってしまった。

ソフト・セル「ライブ・イン・ミラン」(05年):再結成したソフト・セルの2002年4月イタリアはミラノでおこなったライヴをおさめたDVD作品。

ソフト・セルは「ニュー・ウェーブ」とか「ニュ−・ロマンティック」とか「エレ・ポップ」とかいった言葉がもてはやされていた80年代前半に活躍していた2人組のデュオである。デイブ・ボールの演奏するピコピコ・サウンドに乗ってマーク・アーモンドが怪しく艶かしい声で歌われる世界は、時代遅れになっていても不思議ではないのだが、なぜか今も古びていない。そして、これも理由はわからないが、私は彼らのことがものすごく好きなのである。マーク・アーモンドの歌が好きなのが一番の理由だろうが、デイブ・ボールの作る暗くてくぐもったサウンドも時代に埋もれない魅力があるような気がする。

まだすべての映像を観ていないけれど、やはりマーク・アーモンドの動く姿を初めて観られたことが嬉しい。残念ながら再結成の時にソフト・セルの来日公演はなかった。マークの生の姿を一度は観てみたいのだが。

新作2枚

2005年10月28日
昼休みにJEUGIA三条本店へ寄ってジャクソン・ブラウンのライブ・アルバムをやっと買った。最近はBONNIE PINKのアルバムか渡辺美里のシングルを買ったくらいで、CDで何が出ているのか把握していない。ニール・ヤングの新作がすでに店頭に並んでいたのには面食らった。もちろん、ジャクソン・ブラウンとともに買ったのは言うまでもない。

ジャクソン・ブラウン「ソロ・アコースティック第1集」(05年):ジャクソンはたびたびソロでライブをおこなうけれど、その模様をおさめたものである。「第1集」という名がつくようにシリーズ化していく予定である。06年はスタジオ録音のアルバム、再来年に第2集が出るという。

ニール・ヤング「プレーリー・ウインド」(05年):ニールが異様なほど力を入れた前作「グリーンデイル」以来の新作。かつての名作「ハーウ゛ェスト」(72年)、「ハーウ゛ェスト・ムーン」(92年)に連動する「3部作」という位置づけのされたアコースティック主体の作品。

後日また具体的な感想を書こうと思うが、どちらも1回聴いただけで「傑作!」と思えるような素晴らしいアルバムだ。最近はライブに比重がいきすぎてCDもそれほど買っていないけれど、こんなに素晴らしいものがあるならまたCD探しを再開しようかなと思った1日である。

会報

2005年10月27日 渡辺美里
ファンクラブより会報「Do!」が届いた。そういえば、西武ライブ以来はじめての会報のような気がする。「うたの木」やツアーやディナーショーの案内はちょくちょく来ていたが。

中身は12月のDVDボックスについての宣伝が主なものだった。もう少し西武ライブの方についても触れてほしかったというのが正直な印象である。

それに、今日はもう10月27日である。すでにDVDの予約期間が前日に終わっているのだが・・・。
今日は、今年の西武ライブの完全収録を含めた渡辺美里のDVDのボックスセット(9枚組)の予約締め切り日である。

私の場合、西武ライブの日の会場でもらったチラシで知っていたので、おそらく8月にはHMVのサイトから予約していたと思う。しかし、「注文を承りました」というようなメールが残っていないので不安になってきた。そこでHMVのサイトで調べてみたら、8月12日に予約していた記録が残っている。自分のしたことであるが、じつにすばやい。

定価は2万円もする商品なので熱心なファン以外は買わないだろうが、”トマト”のシングルに収録されていた”10 years”や特別サイトで観たライブ映像を観ている限りはかなり充実した内容になっていると思う。また、こうしたDVDはおそらくもう出てこないだろう。デビュー25周年とか30周年を迎えたとしても。

買っておくべき、と早めに日記に記すべきだった。たとえたいしたアクセス数ではなくとも。

買い忘れた

2005年10月25日
今日はジャクソン・ブラウンのライブ・アルバムの出荷日だった・・・。楽しみにしていたわりにはすっかり忘れていた。近いうちに手に入れよう。
今日は会社の健康診断の日である。朝食はもちろんのこと、トイレも我慢して出社し、すぐ受けようと思った。しかし、診察開始より1時間早く間違えてしまった。トイレに行きたくてしかたなかったが、我慢して1時間待ち診察に臨む。

とっとと尿検査を受けたいけれど、その前にレントゲンと胃の検査がある。レントゲンは一瞬で終わるので良い。問題は、バリウムを飲む胃の検査である。受けたくないけれど放っておくのもまずいので、隔年で胃は診てもらうことに決めている。要するに、2年に一回はバリウムを飲むことにしているのだ。

しかし、胃の検査は本当に大変だ。バリウムを飲む前に、まず炭酸を飲んで胃をふくらませる。ここでゲップをしてしまったら胃がしぼんでやり直しなので意地でも我慢しなければならない。そしてバリウム、「勢いよく飲んでください」と言われるので、その通りに一気に飲んだ。そしてその状態で、体を右回りだの左回りなど、約5分ほど胃の診察が続いた。「毎年受けた方が良いですよ」と診察してくれた先生に言われたが、35歳になってからにさせてもらいます。

他に、採血の時はけっこう痛かったとか嫌なことがあったけれど、そんなことが今日の本題ではない。その採血の前の体重が自分には衝撃だった。端的にいえば体重がまた増えたのだが、自分の予想を超える数字だったのである。

これはもう、対策をたてるしかない。
渡辺美里LIVE DVDの試写会のため大阪に行った。11時半に開場なので11時には梅田に到着するつもりだった。ちょっと計算が違って遅れたけれど11時10分には梅田駅に着く。だが、これから大幅な計算違いが出てくるとは思わなかった。

招待ハガキの表面に書いていた地図を頼りにしたものの、さっぱり会場が見つからない。ファミリーマート、公園、デザイン専門学校、新梅田シティスカイビル、ヨドバシカメラ・・・まるっきり目印になっていないのである。結局、開演時間の12時になってしまった。

もう自分の力ではどうしようもないので、道路に立っていた警備員(馬券売り場で雇っている人だろうか)に道を尋ねると、遥か向こうのビルを指さして、「あれが新梅田シティスカイビルだけど、線路があるからグルッと回らないと行けないよ」と言われた。警備員の言うことに従うしかないと思い、いったんJR大阪駅まで戻り、そこから西に進んでビルの真下まで向かう。しかしこれが走れど走れどビルにたどりつけない。5分くらい走ってようやくビルの近くまで来た。だが、ここから先もまた大変で、会場らしき建物が見つからないのである。そのまま10分くらいグルグル回って、もう駄目かと思った瞬間に美里のポスターのある赤い建物を見つけた。ここがライブハウス「シャングリラ」である。会場に着いた時点で12時20分を回っていた。

中に入ると真っ暗な室内にすでにライブ映像が流れていた。私が来た時くらいに今年の西武ライブの場面が出てくる。来る前は過去19年の西武のダイジェストだったようである。西武ライブの映像も30分程度にまとめたものだった。シングルでもそうだったが生で聴いた時よりも迫力はかなり違う。12月のDVDはすでに予約済みであるが届く楽しみである。

映像が終わってからは来月23日に発売される新アルバム「Sing and Roses」から3曲を先行して聴くことができた。小渕健太郎(コブクロ)作の”MUSIC FLOWER”、TAKURO(GLAY)作の”Kiss from a rose”、そして”夢のあいだ”である。

期待はなるべくしないようにしていたが、どれも水準が高い感じで安心した。久しぶりに出来の良いアルバムになりそうな予感がする。特にアップテンポな”MUSIC FLOWER”はライブの定番になるだろう。ツアーで聴くのが楽しみだ。

それからポスターと音楽ギフト券の抽選会があって試写会は終了した。私はどちらも当たらず、すぐにまた電車で心斎橋方面に向かう。とりあえず「シャングリラ」の場所は身を持って覚えることができたが、二度と行く用事は無いような気がする。

次は南堀江でおこなっているBONNIE PINK展覧会を見に行こうとした。堀江公園のすぐ近くにあると地図にはなっているのですぐ見つかるとは思ったが、ここでも道に迷ってしまった。この時ももう歩いて歩いて、会場に着くまで1時間くらい歩いたような気がする。

BONNIEの展覧会であるが、いままでの写真が壁にずらっと貼ってあるという感じのものだった。じっくり観たかったけれど、なんとなく居づらい雰囲気の会場(横が美容室になっている)だったので、10分くらいですぐ店を出てしまった。

つくづく大阪市内を歩く自信を失った1日である。これからは「ぴあMAP」のような小さな地図を持ち歩かなければいけないだろう。

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