今日は京都産業大学まで日商簿記2級の試験を受けに行った。あまり自慢できる話ではないけれど簿記2級は過去2回落ちている。いままでは過去問題をしっかり解かないなど準備不足が失敗した大きな原因だった。しかし今は無職の身で他にすることもないし、今度こそはしっかり勉強して臨もうとした。それに、働きながら勉強して受かった人も私の身近に結構いるので、そういう人にこれ以上負けられないという思いもある。

実際、今回は過去問題や模擬試験をかなりこなした。基本的な問題ならなんなく解けるレベルまでにはなった。今までにない傾向の問題が出なければ合格圏内に入れるだろう。そういう状態でこの日を迎えた。

簿記試験の内容についてはくわしく触れないけれど、今回(第128回)の問題はそれほど難しくはなかったと思う。まったく手も足も出ないようなものは出題されなかった。落ち着けば85点くらい取れた、はずだった。

しかし、である。ある問題で計算につまづいてしまい、その部分で大幅な減点となってしまった。20点を稼げるはずのところが8点しか取れなかったのだ。どんな試験でも12点の減点は相当に厳しい。

試験が終ったのは午後3時45分だったけれど、部屋に戻る頃にはすでに大原簿記専門学校などがネットで解答速報が出していた。おそるおそる自己採点をしてみたところ、

第1問:16点
第2問:20点
第3問:たぶん12点くらい
第4問:20点
第5問:8点

という結果となった。合計点は100点満点で76点くらいである。合格ラインは70点だから、書き間違いをしなければ・・・である。しかし、7月4日の合格発表まで安心できそうにない。

もし落ちたとしたら、やはり第5問の失敗が原因ということになる。この第5問だが、問題の説明文や与えられた情報をもとに素直にやれば解けていた。それができなかったのは、計算する過程を横着しようという思いがふと湧いてきたからだ。こうした横着さは、時間がなくて焦っていた部分も大きいものの、無意識に出てきてしまったものである。

緊張した場面になるとその人間の本性というのが出てくるものなのだろう。今回の件でつくづく自分の駄目さ加減を恐ろしいと感じた。しかし、それもこれも試験に受かってしまえば笑い話にしてしまえるけれど。

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