現在の転職市場は様変わりしており、ネットを介して便利なサービスを色々と提供している。その一つが「スカウト」だ。「リクルートエージェンシー」や「デューダ」といった転職サイトに自分の学歴や職歴などの情報を掲載しておくと、それを見た企業の採用担当者が関心をもった場合に「うちに応募してみませんか?」というメールが送られてくる。サイトを介してやり取りするので個人情報が漏れるようなことはない。

自分のような変わった経歴の人間にスカウトなどくるはずがない。そう確信はしていたものの、何もしないよりはしておいた方がいいかなと思い登録をしてみた。すると先日デューダから、

「DODAスカウトサービスからのお知らせ 」

という件名のメールが届く。一体どんな企業からメールがきたんだと専用サイトに行って確認すると、

<【未経験からでも安心して働ける営業職】◎12時出社で残業ナシ!◎月収100万円も可能!◎朝日新聞のグループ会社で企業基盤も安定!>

送り元は「株式会社朝日サポートセンター」といって、朝日新聞社の子会社だった。新聞セールスの販売員の募集である。

私が新聞業界で働いているという経歴を見た会社の採用担当がメールを送ってきたのだろう。しかしせっかくの申し出だが、新聞業界に戻るという選択肢は私の中には全くない。

それにしても、自分にはこういうところしか声がかからないのだろうか。情けなくって涙が出てくらあ。

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